2006年12月10日

死の哲学

先日、アルフォンス・デーケン氏の講演に行って来ました。上智大学の名誉教授。ドイツ人。
1932年生まれだから、今、74歳…かな。
日本において『死生学』の第一人者として菊池寛賞も受賞してらっしゃる。

デーケン氏も、癌になったコトがある人で。。。だから、癌に関わる話も多かった。
癌になると・・・その人の性格が出るんだそうです。
我が儘になる人と、優しくなる人に分かれるのだとか。

ヨーロッパの方は、癌になるとボランティアをする人が多いそうです。明らかにボランティアをする人の方が、長く生きるのだとか。
日本には、あまり癌になってボランティアに向う人って居ないようですよね。いろんな癌の種類で分かれて【友の会】ってのを作ってつるんでいるのはヨク見かけるけど。。。
この友の会ってのは「もっと癌患者に愛の手を〜」って癌患者達の欲求・要求を求める団体のように私には見えていて〜 あまり参加したコトはないのです。
死に直面して、エゴイズムを群れをなして主張しているようで苦手って言った方が正確かも。

デーケン氏の話の中で、『死への6つの課題』ってのがありました。

1.手放す心(執着心からの解放)
2.許しの和解
3.感謝の表現
4.さよならを告げる
5.遺言状作成
6.葬儀方法を考える

これって、6つとも私ってば「やってる〜♪」とはしゃいでしまいました。私…自分の棺の上に掛ける袈裟の色も決めているし〜遺言状は持って歩いているワン
って、変な喜びだったんだけど。。。
2と3は確かに難しいよね。私も苦しかった記憶があります。1をやっていないと、許しなんて和解まで持っていけないし、感謝をしても、表現するまでは辛いよね。

死には4つの側面があるのだとか。。

1.心理的な死・・・一切の気力がなくなること
2.社会的な死・・・失業とか、自分の居場所がなくなること
3.文化的な死・・・病院とか老人ホームとかで一切の文化がないスペース
  に居続けるコトって文化的な死なのですって
4.肉体的な死・・・文字通り、肉体が死ぬこと

イタリアでは学校教育の中で、そういう“生”“死”の教育があるのだそうです。だから〜自殺者は日本の3分の1以下。
(10万人の自殺者中、日本人25人・ドイツ人13.7人・イタリア人7.1人)

最近のイジメや虐待の多さは、日本の文部省が『教育の場』で、死の話を避けてきた結果なのかもしれないですよね。

人は生きた証しを残したいもの・・・
「生きて、何をしたいですか?」  人はみんな“死”に向って生きています。☆最後まで我が儘にならず、人に思いやりとユーモアを☆
これが、デーケン氏曰く、『人の成長』だそうです。

また機会があれば、デーケン氏のお話を聞きに行きたい☆と思いました。

http://a-natsuko.com/index2.html
posted by NATSUKO at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/29313343
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。